SES年収UP

SESでボーナスが出ない。対処法と出る会社の見極め方法を解説。

SESでボーナスが出ない!

SES(現場常駐)をメインにやっている会社では、

ここ数年、ボーナス(賞与)が出ていない!なんて会社も珍しくありません。

 

厚生労働省の調査では、令和2年度のボーナス(賞与)支給については以下の数値となっています。

  • 夏季賞与の支給率→65.3%
  • 年末の支給率→69.8%

という数字が出ています。

賞与が支給されていない会社は約30%あるということですね。

出典:厚生労働省 令和2年夏季賞与令和2年年末賞与

 

この記事を執筆している筆者は、SE歴10年です。

SES・客先常駐も5年で、様々な現場を経験しました。

 

私も新卒で入社したSES会社では、出てなかったですね。

「寸志」(すんし)という形で、5万〜10万円ほど支給されることもありましたが…雀の涙ほどの金額です。

 

大手企業のボーナス平均額をニュースで耳にして、どこの世界の話なんだろう…と毎回羨ましがっていました。

「しばらく出ていない。」という方も多いのではないでしょうか。

 

ボーナスが出ないと、やる気が出ないですよね。

結局、「お金」が会社勤めにおいて、モチベーションが上がる最大の要因ですから…

 

一方で、中小企業であっても、安定した賞与金額を支払い続けている企業も存在します。

私は10年IT業界に身を置いており、様々なSES企業を見てきましたので、断言できます。

 

この記事では、安定したボーナスが支払われるSES企業の探し方をご紹介します。

SESでボーナスが出ない理由

なぜ、SES会社ではボーナスが出ないことがあるのか。

  • 下請け構造により、エンジニアの取り分が少ない
  • 単価の低いSES案件を受注している

SESは、「ITゼネコン」などと呼ばれており、下請け構造が蔓延しています。

SESの多重下請けはなぜ蔓延する?防ぐ方法やメリット・デメリットを解説。

 

中小SES企業の多くは、その下層で仕事を受注しており、4次請け、5次請けなんていうケースも珍しくありません。

 

そのため、そもそもの単価が安く、

さらに「紹介料」などという名目で中間マージンが抜かれているので、エンジニアの取り分が少なくなりがちです。

 

満足できる水準のボーナス額を得るためには、良質なSES案件を取れている企業に居ることです。

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効率的な方法は、マイナビ IT AGENTなど複数社の転職エージェントに登録することです。

 

上記事は、9社を徹底比較し、総合的におすすめできる転職エージェントはもちろん、年代、業種、希望年収やキャリア別に特化したIT転職エージェントについてご紹介しています。

 

転職を有利に進めたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

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大手エージェントは、求人の件数が多く、さまざまな業種のITエンジニアの求人を探すことができます。

 

良質なSES企業についても多くの求人が用意されており、キャリアアップを目指すエンジニアに多く利用されています。

ボーナスが出るSES企業の見極め方

SES(現場常駐)において、ボーナスが出る会社の見極め方をご紹介します。

良質な案件を取っている

ボーナスを支払うことができるSES企業は、単価の高い、良質な案件を取ることができています。

単価が高い案件は、以下の特徴があります。

過度な下請けではない

SESで一次請け企業に転職できる?見極め方法と特徴をシェア。

理想は、一次受け(元請け)の仕事をこなしている会社です。

中間マージンがないため、利益率が高い傾向にあります。

 

SESの多重下請けはなぜ蔓延する?防ぐ方法やメリット・デメリットを解説。

一方で、SES(現場常駐)では、2次請け・3次請けといった下請け構造が普通です。

 

 

そういった案件は、作業の質が低い傾向にありますので、単価も低い傾向です。

業務は良いポジションから埋まっていきます。下請けで回ってきた時点で、他のエンジニアが選ばなかった業務が回されています。

上流工程を担当できる

IT業界では、上流工程を担当するほど年収UPします。

要件定義や設計など、上流工程を担当することで、賞与が出る可能性も上がります。

営業力が強く、安請け合いしない

「営業力がある会社かどうか?」も非常に大切です。

 

SESは案件を選べない?ミスマッチを防ぐには積極的に選ぼう。

SESで営業力が弱い会社ですと、案件数自体が少なく、エンジニアが案件を選ぶことができません。

そのため、タイミングよく回ってきた案件に、半ば無理やりアサインされることもよくあります。

 

単価が低い案件でも、他に仕事がないため受注してしまいます。

 

私がSES案件に従事していた時は、

単価の低い案件をお互いに回しあって、相互互助している中小SES企業を、嫌という程たくさん見てきました。

下請け案件を取っている場合、他の案件も質が低い可能性があります。

入社前に知る方法

これらの情報を、入社前の段階で得るためには、転職エージェントのキャリアアドバイザーに聞くのが一番です。

キャリアアドバイザーは、企業の人事部と密接に情報交換をしているため、入社前に実情を知ることができます。

 

マイナビ IT AGENTGeekly(ギークリー)といった大手エージェントなら、質の高いアドバイザーが親身になって情報を提供してくれます。

 

一人で戦うよりも、キャリアアドバイザーを味方につけたほうが圧倒的に有利になりますので、ぜひ利用することをお勧めします。

SES以外におすすめの職種

SES(客先常駐)でボーナスが欲しい!と思ったときに、必ずしもSESエンジニアで居続ける必要はありません。

 

SESではない、エンジニアの働き方は多く存在します。

その際に、転職先としてオススメできる職種は以下になります。

SIerで受託開発 / 社内SE / Web開発 / フリーランス / 常駐先の引き抜き

 

SESからの転職先におすすめの職種をご紹介。転職方法も徹底解説。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

IT業界は、基本的には人材が不足しており、売り手市場と言えるので、転職はしやすい状況です。

 

IT転職のおすすめ転職サイト

今は優秀な転職エージェントがサポートしてくれる転職サイトがあるため、恵まれています。

おすすめ転職エージェント

  • マイナビ IT AGENT|人材紹介・転職サイト:定番のマイナビです。大手なので案件数も多く、登録だけでもしておくと良いでしょう。
  • Geekly(ギークリー)|IT・Web・ゲーム業界特化型の転職エージェントです。首都圏のIT企業に強いコネクションを持ち、IT業界に関する非公開求人・独占求人を多く保有しています。
  • 社内SE転職ナビ|社内SE案件を専門に扱う転職エージェントです。社内SEの求人数は業界トップレベルで、SES(客先常駐)からのキャリアアップを目指すエンジニアに多く利用されています。

※各社のプロモーションを含みます。

転職サイト・転職エージェントに一度登録してしまえば、

あとは「転職のプロ」であるキャリアアドバイザーが、親身になって案件紹介・履歴書作成支援・模擬面談などのサービスを提供してくれます。

 

転職は情報戦です。

自分一人で転職活動するよりも、圧倒的に「情報強者」になることができますので、登録しない手はありません。

 

「おっ!この会社、気になるぞ。」という案件も、かなりの確率で見つけることができます。

どのサイトも登録は5分程度で終わりますし、料金もかかりません。是非この機会に行動してみましょう。

SE(システムエンジニア)で転職を希望しているので、おすすめの転職エージェントを教えて欲しい!

そんな方に向けて、オススメの転職エージェントを9社ご紹介します。

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