未経験からエンジニアの現実
そんなお悩みをお持ちでしょうか。
ITエンジニアは、
- リモートワークや在宅ワークなど働き方を選べる
- これから先も需要が増え続ける
などのメリットがあるため、他業種から見ると魅力的に感じることもあります。
結論から言って、未経験からITエンジニアを目指すのは、厳しい局面もありながら全くの無理筋ではありません。
とくに20代〜30代前半のビジネスパーソンであれば、十分に転職可能です。
この記事を執筆している筆者は、SE歴10年です。
周りで30代になってからITエンジニアに転職した実例もあります。
ただし、現実的にはかなりの覚悟も必要です。
今より労働時間は長くなる可能性は高いですし、業務以外での勉強も欠かせません。
また、未経験の場合、最初の年収ランクは新卒プログラマーと同等です。
そのため現在の仕事よりも下がる可能性は大いにあります。
当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。
ウィザードは1998年に設立したソフトウェア開発業務を遂行する企業で、これまで受託開発をメインに20年以上の実績があります。
この記事では、未経験でITエンジニアを目指すときに、必要になる立ち回り方や、効率的な方法をご紹介します。
未経験からITエンジニアを目指す方法
全くの未経験から、ITエンジニアを目指す方法は2つあります。
- 未経験求人アリのIT転職エージェントを利用する
- 「転職保証」付きのプログラミングスクールに通う
未経験から最短ルートでITエンジニアを目指すには、このどちらかを選ぶのが効率的でしょう。
それぞれ解説していきます。
未経験求人アリのIT転職エージェント
まず、未経験求人アリのIT転職エージェントを利用する方法です。
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未経験・経験浅い状態でITエンジニアを目指すなら、
がおすすめです。
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上記記事ではIT転職エージェント9社を徹底比較。
総合的におすすめできる転職エージェントや、特化型のIT転職エージェントについてご紹介しています。
ITエンジニアへの転職を有利に進めたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
「転職保証」付きのプログラミングスクールに通う
続いて、「転職保証」付きのプログラミングスクールに通う方法です。
プログラミングスクールは多数ありますが、迷ったらこの3社から選ぶと間違いありません。
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数あるプログラミングスクールから自分にマッチしたスクールを選ぶコツは、無料でできるカウンセリングを複数社で受けてみることです。
3〜5社受けてみると、比較できるので決めやすくなります。
デメリットとしては、プログラミングスクールは安くない受講料金がかかります。
しかし、厚生労働省が実施している給付金制度が利用できるので、実質負担額は10万〜20万程度で受講できるスクールも多いです。
転職保証付きのプログラミングスクールについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。
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未経験からエンジニアになると苦労する5つの理由
向き・不向きがある
ITエンジニアには向き不向きがあるのは事実です。
特に論理的思考能力(ロジカルシンキング)が不足していると、業務を人並みにこなすことができません。
ただし論理的思考能力に学歴は関係なく、地頭が良い方であれば仕事も出来る印象があります。
また、さまざまな業務ロジックやシステム開発に触れていくことで、磨いていくことができます。
しかし、未経験からエンジニアになった場合に、不向きな方ですと、一向に論理的思考能力が身につかないケースもあるのです。
そのまま無理して業務を続けても良いことはないので、早めの見極めが必要と言えますね。
質の低い仕事をやらされる
未経験からエンジニアになった場合、いきなりプログラミングフェーズに参画して、業務ロジックを組ませてくれる企業は少ないですね。
一般的に、それより下流工程のフェーズであるテストエンジニアからスタートすることが大半です。
テストエンジニアとは、すでに実装済のシステムに対して、バグがないかどうかひたすらテストする人員です。
テスト仕様書の作成やテスト実施・エビデンスの取得などが、主な業務内容です。
テストばかりやっていても、何よりスキルが付かないですし、プロジェクトの最下層フェーズですので給与水準も低い傾向にあります。
SESの可能性が高い
知っておきたい事実として、未経験エンジニア求人の多くはSES求人です。
SESとは、システムエンジニアリングサービスの略。クライアント企業に常駐する形の働き方です。
基本的に現場(客先)へ常駐して、委託されたシステム開発や運用・保守などに従事します。
SES最大のデメリットとしては、コロコロ現場が変わるので疲弊します。
ようやく今の現場に慣れてきたと思ったタイミングで、契約満了となり次の現場に行かされるケースが非常に多いためですね。
SESの多重下請けはなぜ蔓延する?防ぐ方法やメリット・デメリットを解説。
また、SESは多重下請け構造という問題を抱えており、あまりおすすめできるものではありません。
中間に入った企業に「中抜き」されてしまうので、給与水準が低くなってしまうのです。
SESのプライム案件(1次請案件)とは。獲得企業の見分け方をシェア。
ただし、SES企業の中にも下請けではなく、1次請け案件をこなしている優良企業も存在しています。
そういった企業を探すことで、ホワイトなSESの働き方を実践することができます。
未経験者が下積み期間として、割り切ってSESエンジニアになるのも1つのキャリアパス構築方法ではあります。
完全未経験からは脱出することができるためですね。
考え方次第では、「未経験なのにお金をもらいながらプログラミングを学習できる。」という状況を作り出すことができます。
入社後の自主学習が必要
入社後に、どれだけ業務時間が長くても、それ以外の時間で学習時間を確保する必要があります。
最初の数年は、土日や祝日、連休なども捧げる気持ちで取り組む覚悟が必要です。
大学や専門学校の時代からプログラミングの経験を積んだエンジニアとの差を詰めなくてはいけません。
また、技術的なトレンドの移り変わりが激しい業界ですので、学習しないと置いていかれます。
理想としては、「プログラミングや技術が好きで、学習が苦にならない」という方が向いています。
年収は高くない
未経験でITエンジニアになった場合、新卒採用の新社会人の年収水準と変わらず、月給にして20万円前後、賞与と合わせて年収250万円〜300万円程度が一般的です。
年収は低いですが、これは当たり前の話です。
実務未経験で、何もできないのに安定してこれだけもらえるだけでもありがたいですよね。
一方で、入社時は低い年収で雇い、実務経験が増えてスキルが付いていけば、それに応じて年収をあげる企業が多いです。
未経験からITエンジニアに転職した実例
私の周りでも、30代未経験からITエンジニアに転職した事例があります。
- 事前にプログラミング知識を身につける
- プログラミングでの成果物を用意する
- 資格取得も積極的に実施する
このような対策をすることで、採用してくれる企業を探すことができます。
事前にプログラミング知識を身につける
IT企業の中途採用における未経験求人は「実務未経験」を意味しています。
「開発経験」と「実務経験」は、実際に仕事としてお金をもらった経験があるかどうか?が両者の分かれ目です。
アマチュアや趣味でのプログラミング→「開発経験」
成果物に対して対価をもらった→「実務経験」
つまり未経験と言いながら、なんらかのプログラミング経験が求められるということですね。
IT業界では人材不足のため、全くの未経験者でも1から研修を行っている企業もありますが、稀なケースです。
プログラムの知識が全くない状態で採用されることができるのは新卒だけと考えて良いでしょう。
転職する前に必ずプログラミング学習して「自走力」をつけることが大切です。入社前の段階で、信頼性を高めるために必須のステップです。
以下、実務で使える技術を習得することができる、おすすめのプログラミングスクールです。
プログラミングでの成果物を用意する
未経験から転職する場合、プログラミングが好きかどうか?という部分が大事です。
何か成果物を作ってポートフォリオとして公開できる状態にしておくと良いでしょう。
ITエンジニアにおける成果物は、プログラムのソースコードや、そのプログラミングで作成したソフトのことです。
特に自社開発のWeb系企業などでは、評価ポイントとなります。
やる気を見せるという観点からも、必ず用意しておきたいですね。
実際にポートフォリオを用意する求職者は、2〜3割程度と言われていますので、差をつけることができます。
資格取得も積極的に
IT系の資格を取りまくると転職に有利?IPA資格保有のエンジニアが解説。
入社時の年収を少しでも上げるためには、資格取得も有効です。企業によっては資格手当などの評価がつくことがあるためです。
まずはIT系の資格の中で、最もメジャーな情報処理推進機構(IPA)が実施している国家資格がおすすめです。
- ITパスポート(IP)
- 基本情報技術者(FE)
- 応用情報技術者(AP)
これからIT業界を目指す方にとっては、どんな仕事をするのかという具体的な業務イメージをもつことができます。
ただし注意点があり、30代であればいきなり応用情報技術者にチャレンジしてみる、など、自分のステージにマッチした資格を選ぶのもポイントです。
中堅〜シニアエンジニアが、ITパスポートや基本情報技術者を取得しても意味がないためです。
「未経験からエンジニア」の良くある質問
エンジニアはどんな人が向いているか?
ITエンジニアには、お客様と打ち合わせをして、要求を汲み取る力が求められます。
つまりコミュニケーション能力ですね。特にリーダークラスになってくると、必須とも言えるスキルです。
そういった能力に長けている人は、エンジニアに向いていると言えます。
エンジニア 1人前 何年?
未経験からエンジニアになった場合、何年エンジニアを続ければ一人前になれるのでしょうか。
20年以上システム開発を受託している弊社の実感としては、最低でも2〜3年は必要だと考えています。
1年程度ですと、仕事に慣れ始めて上位者の指導のもとで仕事ができる、というスキル感の方が多いですね。
ただ、優秀な方であれば1〜2年というケースもありますので一概には言えません。
ITエンジニアは将来性がある職業ですか?
昨今では、ITに関連する業務は増大傾向で、特にDX化推進、IoT、ビッグデータの活用等によりますます加速しています。
この流れは数年は変わらないと考えられ、将来性はあると考えています。
「未経験からエンジニア」は覚悟が必要
全くの未経験からITエンジニアを目指す場合、覚悟は必要です。自主的に学習する意欲や、プログラミングに対する情熱があるのは前提条件です。
向上心を持ってプログラミングに取り組まないと、テスト業務や品質管理など、質の低い業務を担当することになってしまいます。
それではせっかくITエンジニアに転職したのに、いつまでも年収は低いままですし、転職した意味がありませんよね。
IT転職のおすすめ転職サイト
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