飲食業界から未経験でエンジニアに転職したい
現在は飲食業に従事しており、未経験からITエンジニアを目指したい。そんな方がこの記事をお読みになっていると思います。
ITエンジニアの需要は増え続けている
IT業界は、基本的には人材が不足しており、売り手市場と言えるので、未経験からの転職もしやすい状況と言えるでしょう。
2030年には最大で79万人不足すると経済産業省が発表しています。
出典:IT人材白書2020/独立行政法人情報処理推進機構社会基盤センター
また、リモートワークや在宅ワークなど働き方を選べたりするので、他業種から見ると魅力的に感じることもあります。
結論から言って、飲食業からITエンジニアを目指すのは難易度は高いですが、絶望的であるとも言い切れません。
この記事を執筆している筆者は、SE歴10年ですが、周りで他業種からITエンジニアに転職した実例もありますし、全くあり得ないわけではありません。
飲食業界で抱えがちな悩みも、IT業界に転職することで解決できる可能性も高いです。
ただし、かなりの覚悟も必要です。業務以外での勉強は欠かせませんし、最初の数年は分からないことだらけで非常に苦労します。
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結論から言って、飲食業界から未経験でITエンジニアになる効率的な方法は、リクルートエージェントなど複数社の転職エージェントに登録することです。
転職エージェントでは「独学かプログラミングスクールか」「どうすれば転職できるのか?」という、キャリア形成の仕方も含めて相談することができるためです。
上記記事では9社を徹底比較し、総合的におすすめできる転職エージェントはもちろん、年代、業種、希望年収やキャリア別に特化したIT転職エージェントについてご紹介しています。
ITエンジニアへの転職を有利に進めたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
未経験・経験浅い状態でITエンジニアを目指すなら、
がおすすめです。
飲食業界からIT業界に転職するメリット
規則正しい生活が送れる
IT業界では、一部例外はあるものの、基本的には日中に勤務することになります。また、土日休みの企業が多いでしょう。
一方で飲食業では、サービス業であるため、シフト制で夜勤などのケースもありますし、土日は出勤することが多いでしょう。
日中働いて、夜は寝るという当たり前の生活が手に入ります。
「手に職」となり食いっぱぐれない
ITエンジニアは、業務に関するスキルを学び、それを実務に生かすことが求められます。
数年働けば、ITエンジニアとして働いていくための「スキル」が手に入りますので、「手に職」状態になることができます。
一旦スキルを磨くことができれば、IT業界内での転職もすることができますので、食いっぱぐれない状態を作り出すことが可能です。
ただし、言われたことをただ淡々とこなすだけではなく、主体的に仕事をこなして、なおかつ業務時間外の学習は必要です。
肉体労働から頭脳労働にシフト
飲食業では体を壊したらおしまいですが、IT業界であれば頭脳労働ですので、体の負担が軽くなります。
今、飲食業で体が辛い…と感じているなら、それはIT業界に転職することで解決することができます。
将来を見据えたキャリア設計ができる
IT業界は成長産業ですので、将来を見据えたキャリア設計をすることができます。
近年では、DX(デジタルトランスフォーメーション)化推進による業務が増大傾向にあり、今後も仕事が増え続ける見込みです。
一方で、飲食業界では外国人の雇用などが進んでおり、必ずしも明るい未来とは言い切れません。
異業種からITへ転職した実例
私の周りでも、異業種からITエンジニアに転職した事例があります。
- 事前に自主学習をこなしている
- プログラミングでの成果物を用意する
- 粘り強く転職活動をする
このような対策をすることで、採用してくれる企業を探すことができます。
プログラミングを自主学習する
転職する前に必ずプログラミング学習して「自走力」をつけることが大切です。入社前の段階で、信頼性を高めるために必要なステップです。
以下、実務で使える技術を習得することができる、おすすめのプログラミングスクールです。
1年〜2年はかかる
もし未経験で内定を得られたとしても、最初の1年ぐらいは分からないことだらけの状態で、非常に苦労します。
全くの未経験からITエンジニアを目指す場合、自分の給料分の働きができるまでに、1〜2年はかかると考えましょう。
1人前になるまでの教育コストは会社の負担です。ポテンシャルやモチベーション、人物像で採用してくれた企業に対して感謝の気持ちを忘れずに、日々技術習得のために実務をこなしていく必要があります。
1ヶ月や3ヶ月の期間でエンジニアになる!という広告などを見かけますが、短期間でなれるほど甘くありません。
ポートフォリオを用意する
未経験から転職する場合、プログラミングが好きかどうか?という部分を見られます。
何か成果物を作ってポートフォリオとして公開できる状態にしておくと良いでしょう。
業務時間外の学習が必要
飲食業界から未経験でITエンジニアを目指すのであれば、どれだけ業務時間が長くても、それ以外の時間で学習時間を確保する必要があります。
転職して数年は、自主的な勉強時間が必要となりますので、トータルで見れば飲食業界に勤めていたころとさほど変わらない勤務時間になることは覚悟しておくと良いでしょう。
ただし、スキルを磨いていけば、最終的には解決することができます。
最初の数年は、土日や祝日、連休なども捧げる気持ちで取り組む必要があります。
技術的なトレンドの移り変わりが激しい業界ですので、置いて行かれないようにする必要があります。
また、経験値を積んだエンジニアとの差を詰めなくてはいけません。
覚悟は必要
全くの未経験からITエンジニアを目指す場合、覚悟は必要ということです。
自主的に学習する意欲や、プログラミングに対する情熱が求められます。
向上心を持ってプログラミングに取り組まないと、テスト業務や品質管理など、質の低い業務を担当することになってしまいます。
それではせっかくITエンジニアに転職したのに、いつまでも年収は低いままですし、転職した意味がありませんよね。
IT転職のおすすめ転職サイト
今は優秀な転職エージェントがサポートしてくれる転職サイトがあるため、恵まれています。
- ウズキャリIT…20代の若者や未経験者向けにキャリア支援を行う就業サポートサイト。ITエンジニアを目指す求職者に特化したサービスを提供しています。
- リクルートエージェント…定番のリクルートエージェントです。大手なので求人数が多く、最初に登録しておきたい転職エージェントですね。
- GEEK JOB(ギークジョブ)…プログラミング研修と転職エージェントがセットで提供されます。未経験者が自主学習しながら転職活動するのにピッタリです。
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