SESとは?つらいの?
「SES」とは、システムエンジニアリングサービスの略で、いわゆる業務委託(準委任)でクライアントにシステムエンジニアの労働力を提供するサービスです。
SESで派遣されたエンジニアは、客先に常駐して仕事をします。
だいたいどの現場も、半年から数年単位で次の現場に移ることが多いです。
そのため現場に行くたびに人間関係を構築しなおしたり、新しい技術を学ばなくてはならないので、つらい一面もあります。
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引用:株式会社リクルート-リクナビNEXT
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客先の名刺
SES時代で強烈に印象に残っている出来事があります。
それは、常駐先の名刺を渡されて「常駐先の社員のふりをしろ。」と言われる現場があったことです。
目的としては、常駐先社員と一緒に一つのチームとして顧客に対応しているので、名刺を持った方が何かと便利だからです。
一例として、客先常駐で働いていると要件定義に参加する事があります。要件定義は仕事の依頼主であるお客様と打ち合わせを重ねて仕様を決めていくフェーズです。
その際に、常駐先の社員として打ち合わせに参加します。
初めての顔合わせの時は名刺交換が行われますが、その時、自社の名刺は使えません。常駐先から支給された名刺を渡すことになります。
私は一体、どこの誰なのか。
普段は客先に常駐して業務を行うので、用事が無ければ自社に立ち寄ることもありません。
クライアント先と自宅の往復で、自分は一体どこの会社の人間なのか?という疑問が湧いてきます。
自社に対して、帰属意識を持てないんですね。
ただただ、SES派遣されてコマとして利用されているだけです。
SESメインで立ち回っている会社では、当然ながら社員のスキルアップや、将来性など考えていないケースも多いでしょう。
できるだけ単価が高くて、スキルがマッチした案件がタイミングよく回ってきたら、それにアサインするだけです。
人間関係の再構築
SESでは、契約期間が終わると次の現場にまた派遣されます。そのため、新しい現場に行くたびに人間関係の再構築が求められます。
そして、必ずしも人間関係に恵まれるとは限らないのです。
私自身、合う現場、合わない現場がありました。
合う現場では、常駐先の社員さんと飲みに行ったり、プライベートでも遊んだりしていました。でも、派遣先が変わると、せっかく仲良くなったのに疎遠になります。
一方で、合わない現場では、一言も会話すらしない。という現場もありました。気晴らしができないため、これはマジで辛いです。
中抜き問題
SESは中抜きされるって本当?ブローカーに一円も渡さず単価UPする方法。
SESでは、中間に営業会社が挟まっていることが多いです。そのため、売り上げをブローカー(営業会社)に中抜きされてるんですね。
回ってきたSES案件が、4次請け、5次請けのような階層構造になっていることもしばしばあります。
クライアントと自社の間に、「紹介」という名目で、何社も挟まっているのです。
しかも、「紹介料」と称して中抜き(ピンハネ)しています。それも、かなりの割合を抜かれていることもしばしば。消耗しかないです。
今すぐ抜け出すべき
全てのSESがつらい…というわけではありませんが、
人間関係に恵まれなかったり、下請けの下層だったりする場合には、今すぐ抜け出すべきですよ。
今は優秀な転職エージェントがサポートしてくれる転職サイトがあるため、恵まれています。
転職先のおすすめとしては、
- 自社製品を持っている会社
- 客先から直接仕事をもらっている会社
がおすすめです。
自社製品を持っていて、それを販売して売り上げを立てている会社は、自社製品に関わる開発を、自社ですることができます。
これは、SESが横行しているIT業界において、非常に恵まれている条件です。
また、客先から直接仕事をもらっている会社もおすすめです。利益率が高い上に、自社で作業できるため常駐から解放されます。
IT転職のおすすめ転職サイト
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おすすめ転職エージェント
- マイナビ IT AGENT|人材紹介・転職サイト:定番のマイナビです。大手なので案件数も多く、登録だけでもしておくと良いでしょう。
- Geekly(ギークリー)|IT・Web・ゲーム業界特化型の転職エージェントです。首都圏のIT企業に強いコネクションを持ち、IT業界に関する非公開求人・独占求人を多く保有しています。
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