未経験エンジニア転職は無理ゲー?
エンジニアに興味があるけど、未経験だと無理ゲーだろうか?
そんな疑問をお持ちの求職者がこの記事を読まれていると思います。
結論からいって、未経験エンジニア転職はぜんぜん無理ゲーではないです。
間口が広く、未経験でもなりやすいSESエンジニアという道があるためです。
当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。
ウィザードは1998年に設立したソフトウェア開発業務を遂行する企業で、これまで受託開発をメインに20年以上の実績があります。
未経験からエンジニアを目指す効率的な方法
結論から言って、未経験からエンジニアになる効率的な方法は、リクルートエージェントなど複数社の転職エージェントに登録することです。
PR ※リンク先に各社のプロモーションを含みます。 SESを脱出したい!もっと良い条件の企業に転職したい! そんな方に向けて、オススメのIT転職エージェントをご紹介します。 当メディアは、厚生労働省から[…]
上記記事では9社を徹底比較し、総合的におすすめできる転職エージェントはもちろん、年代、業種、希望年収やキャリア別に特化したIT転職エージェントについてご紹介しています。
ITエンジニアへの転職を有利に進めたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
未経験・経験浅い状態でITエンジニアを目指すなら、
がおすすめです。
今すぐ転職するつもりがなくても、いざ転職したいときにスグ動けるように、今のうちから登録しておいた方が良いですね。
本当に転職したいぐらい病んだときは、転職サイトに登録する気力すら起きないので、余裕のあるうちに登録しておきましょう。
転職サイトに登録するのは面倒臭いですが、どのエージェントもスマホから3分程度で登録できます。
転職エージェントやヘッドハンターとは積極的につながっていた方が良いですね。
その時に縁がなくても、良い案件があれば紹介してもらえます。
※利用料金は無料
※マイナビのプロモーションを含みます。
未経験エンジニア転職が無理ゲーではない理由
なぜ、未経験の求職者でもエンジニアになれるのでしょうか。
以下の理由があります。
- 頭の良さは関係ない
- IT業界は慢性的な人材不足
- 未経験者をイチから教育して育てる企業が増えている
- SESは間口が広い
頭の良さは関係ない
まず前提として、エンジニアになるために頭の良さは必要ありません。
未経験エンジニア転職は無理ゲー?
というのは、「ITエンジニアは、もともと頭が良い人がなる職業である。」という偏見から生じています。
筆者はSE歴10年ですが、周りで完全未経験からITエンジニアになった例をいくつも知っています。
現実的には、どんなバックグラウンド(学歴、経歴)を持っている人でも、1年ほど業務をこなしながら訓練すれば、しっかり業務をこなせるレベルに成長していきます。
ただし努力は必要
ただし、無事にエンジニアになれたとしても、勉強し続ける必要はあります。
常に新しい技術や考え方が生まれる、進化スピードの早い業界です。また、経験値を積んだエンジニアとの差を詰めなくてはなりません。
IT業界は慢性的な人材不足
未経験者でもエンジニア転職しやすい理由として、IT業界は慢性的な人材不足である、ということが挙げられます。
求人が多く転職しやすい環境にあります。
出典:IT人材白書2020/独立行政法人情報処理推進機構社会基盤センター
SESは間口が広い
未経験であっても、SESエンジニアであれば、ある程度間口が広いと考えて良いです。
なぜなら、SES業界では慢性的な人材不足ですので、未経験者であっても採用の機会を設けています。
自社で教育することで、人材を確保するためですね。
一方で、ITエンジニア全体で見ると、実力・技術力がモノを言う世界です。
そのため、どうしても未経験からITエンジニアを目指したいなら、最低限、プログラミングスクールや、独学で学んでいるなどの努力が必要です。
ですが、SESだけは完全に未経験者であっても、入り口として用意されています。
企業側で、※OJTのプログラムに行かせてくれるなど、研修が充実している会社もあります。
OJT…働きながら、プログラミングを学ぶためのカリキュラム。
未経験エンジニアのデメリット
給与水準は低い
未経験エンジニアのデメリットとしては、給与水準は低いということです。
SESエンジニアは、給与水準は高くありません。
SESエンジニアの平均年収は300万~400万円程度
一方で、システムエンジニア(SE)の平均年収は550万円程度。SESエンジニアですと、「経験15年以上+役職」というポジションで初めて届く年収です。
出典:政府統計ポータルサイト「e-Stat」-賃金構造基本統計調査
他業種に勤めている友人よりも給与が低い、という事態も多く、なんでエンジニアになったのだろう。と疑問が湧くこともあります。
キャリアアップを目指す
SESエンジニアは、SIerや社内SEなどへのキャリアアップを目指すと良いでしょう。
より上流工程に携わることができるため、年収UPが望めます。
ただし、良質なプライム案件(1次請け案件)を受注しているSES企業であれば、そのまま勤め続ける価値があると言えます。
自社で上流工程からワンストップで対応しているケースが多く、開発や設計などの技術を学べるためですね。
SES企業の見分け方
未経験SES=ブラックというような風潮がありますが、かならずしもブラックとは言えません。
筆者は10年SES業界を見てきましたが、断言することができます。
そこで知っておきたいのが、良いSES企業と悪いSES企業の見分け方です。
それらを簡単に解説いたします。
自社で開発する能力があるか
技術力が低すぎて、自社で開発業務ができない企業は避けたほうが良いでしょう。
そういった企業は、システムインテグレーターというのは名ばかりで、実体としてはSESで現場にエンジニアを常駐させるだけ、というケースも見受けれます。
ほぼ「人材派遣」会社として機能しているイメージですね。
その場合、テスターやヘルプデスクなど、技術力の要らないプロジェクトの最下流工程しか担当できず、そこから抜け出せない企業の可能性があります。
すると、今後のキャリアパスが描きにくくなってしまうので、自社で開発する能力があるかどうかはしっかりと見極める必要がありますね。
商流が深すぎないか
ご存知の通り、IT業界では多重下請け構造がたびたび問題視されます。
SESの多重下請けはなぜ蔓延する?防ぐ方法やメリット・デメリットを解説。
SES企業の中には4次請け、5次請けなどの多重下請け構造になっている案件が存在します。
これらの状態を「商流が深い」などと言ったりもします。
あまり商流が深すぎるIT企業はおすすめできません。
商流の深い案件ですと、間に入った企業に中間マージンを抜かれてしまうため、エンジニアの取り分が減り、疲弊する原因となっています。
ですので、深くても3次請けぐらいまでの案件を中心にしている企業を探すようにしましょう。
IT転職のおすすめ転職サイト
今は優秀な転職エージェントがサポートしてくれる転職サイトがあるため、恵まれています。
- リクルートエージェント…定番のリクルートエージェントです。大手なので求人数が多く、最初に登録しておきたい転職エージェントですね。
- ウズキャリIT…20代の若者や未経験者向けにキャリア支援を行う就業サポートサイト。ITエンジニアを目指す求職者に特化したサービスを提供しています。
- GEEK JOB(ギークジョブ)…プログラミング研修と転職エージェントがセットで提供されます。未経験者が自主学習しながら転職活動するのにピッタリです。
転職サイト・転職エージェントに一度登録してしまえば、
あとは「転職のプロ」であるキャリアアドバイザーが、親身になって案件紹介・履歴書作成支援・模擬面談などのサービスを提供してくれます。
「おっ!この会社、気になるぞ。」という案件も、かなりの確率で見つけることができます。
どのサイトも登録は5分程度で終わりますし、料金もかかりません。是非この機会に行動してみましょう。
おすすめの転職エージェント
関連記事
当メディアでは、未経験でITエンジニアになりたい求職者のお悩みについて特集しています。
これまで受託開発をメインに20年以上の実績がある弊社が、自社の採用実績や経験をもとに回答しています。
よりよい転職活動の一助となれば幸いです。
- 未経験エンジニアの年収の上がり方をSIer10年目社員が解説。
- 29歳の未経験からITエンジニアになれる?最短ステップを解説。
- 飲食業界からIT業界を目指す時の効率的な手順を現役SEが解説。
- 30代でプログラミングを学び始めるのは遅いのか?現役ITエンジニアが解説。
- 未経験エンジニアが増えすぎてるけどエンジニアになれるの?→問題なくなれます。