ITエンジニア転職TIPS

エンジニアの実務経験1年が持つ市場価値とは。期間よりもキャリア重視な理由。

エンジニア実務経験1年の市場価値

ITエンジニアとして1年勤務すると、転職の市場価値は上がっているのだろうか。

そんなお悩みを持った求職者の方がこの記事をお読みになっているかと思います。

 

結論からいって、実務経験1年でも市場価値はあります。

 

期間よりも、どんなスキルを積んできたか、という内容が重要視されるためです。

これまでの期間で得たキャリアが、転職先で重要視されるスキルとマッチすれば、実務経験としてアピールしていくことは可能です。

 

キャリアを棚卸しする

自身では思ってもみなかった経験が、実務経験として重宝されることもあります。

自分だけでキャリアの棚卸しをしていると、どうしても視点が偏りがちですので、転職エージェントなどに客観的な意見を聞くことが大切です。

 

未経験よりも断然有利

実務経験が1年であっても、しっかりと実務経験を積んでいるならば、転職市場での価値は高いです。

少なくとも、未経験エンジニアと比べれば圧倒的な差があると言えます。

 

ITエンジニアの転職では、全くの未経験状態と、少しでも経験値のあるエンジニアとでは、求人の幅に大きな差が出ます。

 

未経験エンジニアですと、SES求人が9割でメインを占めます。

一方で、なんらかの開発経験がある場合は、社内SEや大手SIer、自社開発企業への転職について、門戸が開かれます。

 

即戦力を求める傾向があるこれらの職種においても、これまで経験した実務経験が役にたつケースがあるためです。

当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。

ウィザードは1998年に設立したソフトウェア開発業務を遂行する企業で、これまで受託開発をメインに20年以上の実績があります。

厚生労働省 一般労働者派遣事業(許可番号:派14-301840)

この記事では、ITエンジニアが実務経験1年でキャリアになる理由や、効率の良い転職方法について解説していきます。

結論:実務経験1年で転職先を探す方法

結論から言って、実務経験1年でIT職種を探すなら、マイナビ IT AGENTGeekly(ギークリー)など複数社の転職エージェントに登録するのがおすすめです。

 

人材紹介大手リクルートによると、希望の転職先に転職が決まった人は平均して4.2社のエージェントに登録しています。

【転職エージェント(人材紹介会社)利用社数】

◆転職決定者: 平均4.2社
◆全体   : 平均2.1社

引用:株式会社リクルート-リクナビNEXT

 

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上記記事では、9社を徹底比較。

 

総合的におすすめできる転職エージェントはもちろん、年代、業種、希望年収やキャリア別に特化したIT転職エージェントについてご紹介しています。

 

転職を有利に進めたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

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本当に転職したいぐらい病んだときは、転職サイトに登録する気力すら起きないので、余裕のあるうちに登録しておきましょう。

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実務経験1年でも市場価値がある理由

IT人材は不足している

実務経験が1年でも大丈夫な理由として、IT業界は慢性的な人材不足である、ということが挙げられます。

求人が多く転職しやすい環境にあります。

2030年には最大で79万人のIT人材不足が予想されており、各社がIT人材を獲得するのに積極的な状況です。
そのため、極端に短い場合を除いて、マッチする求人が見つかる可能性は非常に高いと言えます。

期間よりも内容重視

ITエンジニアの転職では、期間よりも、現場で得られたスキルの内容が大切です。今どき、3年以上の経歴を求める会社の方が少なくなっています。

その上で、今の職場でスキルを吸収するつもりで業務にあたりましょう。

  • スキルを磨く意識を持つ
  • 自主的な学習を欠かさない
  • 習得したスキルを説明できるようにしておく

このような考え方を持ちながら、ただ思考停止で作業をこなすのではなく、自身の技術力を磨くことも並行しながら仕事をこなします。

転職時にアピールするためには何が必要か?を常に意識してください。

 

一方で、経験が1年未満であって、かつスキルが習得できていない状況では、今よりも良い条件の企業に転職できる確率は減ってしまいます。

ITエンジニアの転職に必要なのは期間よりも、習得したスキル内容です。

 

SES(客先常駐)で単純作業や雑用ばかり!解決策を解説。

残念ながら、スキルを得にくい職場、例えば品質管理やテスター業務などにいる場合は、まずはより実務経験を積むことができる企業に転職することを目指しましょう。

スキルがマッチしていれば求人は見つかる

現職で得たスキルと、求人内容がマッチしていれば最適な転職先は見つかります。

スキルのマッチングについては、転職のプロである転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するとスムーズです。

 

キャリアアドバイザーは、これまで多くの求職者&企業を見てきた、いわば「転職のプロ」です。

IT関係のアドバイザーは元エンジニアというケースも多いため、細かい要望もヒアリングして、最適なマッチングをしてくれます。

実務経験1年で転職するデメリット

退職金がもらえない

1年で転職するデメリットとしては、退職金がもらえない場合が多いということです。

多くの企業で、退職金の支払いは最低でも3年は勤めないと支払われないケースが大半だからです。

とはいえ、退職金のために働き続けるというのも本末転倒ですよね。

一方で、2年10ヶ月などの期間勤めている場合などは3年を区切りとして転職した方が良いケースもあります。

またすぐ辞めるのでは?と思われる

出典:ワークポート

転職エージェントのワークポートが実施したアンケート結果です。

質問内容は、“前職の在職期間が1年未満だと採用に影響しますか?”です。

63%の採用担当者が「影響する」と答えました。理由は、採用しても継続性に不安を感じるため、マイナスの印象を受けるからとのこと。ただ、「影響しない」(37%)と答えた人の中にも、「退職の理由や状況による」と答えた人が多く、会社都合ややむを得ない理由がない限り、早期離職の理由をきちんと説明できるようにしておいたほうがよいでしょう。

1年という期間で転職する場合、自社に入社後もすぐに辞めてしまうのでは?と思われてしまうことが障壁となります。

いわゆる’ジョブホッパー’ではないか?と疑われてしまう可能性があるのです。

 

何か問題があって前職を辞めたのかと勘ぐられてしまう可能性もありますし、あまりにも短期間ではスキルもつきにくいですね。

一方で、なぜやめたか?や、今後のキャリアパスの描き方を合理的に説明することができれば、不安を払拭することも十分に可能です。

 

とはいえ、1年未満で転職を繰り返すような事態は、できれば避けるべきと判断できます。

エンジニア転職のおすすめ転職サイト

今は優秀な転職エージェントがサポートしてくれる転職サイトがあるため、恵まれています。

おすすめ転職エージェント

  • マイナビ IT AGENT|人材紹介・転職サイト:定番のマイナビです。大手なので案件数も多く、登録だけでもしておくと良いでしょう。
  • Geekly(ギークリー)|IT・Web・ゲーム業界特化型の転職エージェントです。首都圏のIT企業に強いコネクションを持ち、IT業界に関する非公開求人・独占求人を多く保有しています。
  • 社内SE転職ナビ|社内SE案件を専門に扱う転職エージェントです。社内SEの求人数は業界トップレベルで、SES(客先常駐)からのキャリアアップを目指すエンジニアに多く利用されています。

※各社のプロモーションを含みます。

転職サイト・転職エージェントに一度登録してしまえば、

あとは「転職のプロ」であるキャリアアドバイザーが、親身になって案件紹介・履歴書作成支援・模擬面談などのサービスを提供してくれます。

 

「おっ!この会社、気になるぞ。」という案件も、かなりの確率で見つけることができます。

どのサイトも登録はスマホから3分程度で終わりますし、料金もかかりません。是非この機会に行動してみましょう。

 

SE(システムエンジニア)で転職を希望しているので、おすすめの転職エージェントを教えて欲しい!

そんな方に向けて、オススメの転職エージェントを9社ご紹介します。

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