SESエンジニアは結婚できる?
SESで現場常駐しているエンジニアは、結婚しても大丈夫なのでしょうか。
- 勤務地がコロコロ変わる
- 給与水準が低い
結論から言って、以上の点を許容できるなら、SESエンジニアは結婚することができます。
この記事を執筆している筆者は、SE歴10年(既婚)です。
SES・客先常駐も5年で、様々な現場を経験しました。
この記事では、安定した結婚生活を送れる、ホワイトなSES企業の探し方をご紹介します。
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ウィザードは1998年に設立したソフトウェア開発業務を遂行する企業で、これまで受託開発をメインに20年以上の実績があります。
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SESで結婚したいなら、給与水準の高いホワイトなSES会社に転職すると良いでしょう。
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大手エージェントは、求人の件数が多く、さまざまな業種のITエンジニアの求人を探すことができます。
良質なSES企業についても多くの求人が用意されており、キャリアアップを目指すエンジニアに多く利用されています。
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SESエンジニアの結婚に必要な条件
給与水準
SESエンジニアは、給与水準は高くありません。
SESエンジニアの平均年収は300万~400万円程度
一方で、システムエンジニア(SE)の平均年収は550万円程度。SESエンジニアですと、「経験15年以上+役職」というポジションで初めて届く年収です。
出典:政府統計ポータルサイト「e-Stat」-賃金構造基本統計調査
SESでボーナスが出ない。対処法と出る会社の見極め方法を解説。
さらに、SES(現場常駐)をメインにやっている会社では、
ここ数年、ボーナス(賞与)が出ていない!なんて会社も珍しくありません。
令和2年度のボーナス(賞与)支給について調査すると、支給されていない会社は約30%あります。
一方で、中小企業であっても、安定した賞与金額を支払い続けている企業も存在します。
私は10年IT業界に身を置いており、様々なSES企業を見てきましたので、断言できます。
つまり、所属する会社、環境によって年収は大きく変わるのです。
そのため、SESエンジニアが結婚するなら、給与水準のより高い、SEへの転職も視野に入れると良いでしょう。
業務内容はほぼ同じで、給与UPすることも可能です。
多重下請けはやめとけ
なぜ、SES会社では給与水準が低いのか。
- 下請け構造により、エンジニアの取り分が少ない
- 単価の低いSES案件を受注している
SESは、「ITゼネコン」などと呼ばれており、下請け構造が蔓延しています。
SESの多重下請けはなぜ蔓延する?防ぐ方法やメリット・デメリットを解説。
中小SES企業の多くは、その下層で仕事を受注しており、4次請け、5次請けなんていうケースも珍しくありません。
そのため「紹介料」などという名目で中間マージンが抜かれてしまいます。
そもそもの単価が安くなるため、エンジニアの取り分が少なくなりがちです。
そういった案件は、作業の質が低い傾向もあります。
満足できる水準の給与額を得るためには、良質な1次請け案件を取れている企業に居ることが必要です。
SESで一次請け企業に転職できる?見極め方法と特徴をシェア。
理想は、一次受け(元請け)の仕事をこなしている会社です。中間マージンがないため、利益率、そして給与が高い傾向にあります。
勤務地
SESエンジニアは、数ヶ月〜数年経つと、また別の現場に行くことになります。
そのため、勤務地が、コロコロ変わります。
ただ、自宅の場所を考慮して現場を決めることがほとんどですので、住宅ローンを組んで家を購入しても、さほど問題になることはありません。
一方で、数件現場を経験した場合には、自分が行くことが多い地域が見えてきます。それらを考慮して、自宅の場所を決めると良いでしょう。
ただし、例えば社内SEなど、一定の勤務地で腰を据えて働けるのであれば、そちらのほうがより良いのは間違いありません。
社内SE転職ナビを活用して、社内SEへの転職も視野に入れると良いでしょう。
上流工程を担当できる
IT業界では、上流工程を担当するほど年収UPします。
要件定義や設計など、上流工程を担当することで、給与水準も上がります。
営業力が強く、安請け合いしない
「営業力がある会社かどうか?」も非常に大切です。
SESは案件を選べない?ミスマッチを防ぐには積極的に選ぼう。
SESで営業力が弱い会社ですと、案件数自体が少なく、エンジニアが案件を選ぶことができません。
そのため、タイミングよく回ってきた案件に、半ば無理やりアサインされることもよくあります。
単価が低い案件でも、他に仕事がないため受注してしまいます。
ホワイトSES企業なら結婚して大丈夫
ホワイトな優良SES企業って存在するの?見分け方を徹底解説。[現役エンジニアが語る]
SES企業について、良質な1次請け案件を中心に回しているホワイトSES企業と、
多重下請けの最下層案件を回しあっているブラックSES企業が存在します。
しっかりと選び分けのポイントを抑えて、ホワイトなSES企業で働けるようにしましょう。そうすれば、結婚への道が開けてきます。
入社前に知る方法
これらの情報を、入社前の段階で得るためには、転職エージェントのキャリアアドバイザーに聞くのが一番です。
キャリアアドバイザーは、企業の人事部と密接に情報交換をしているため、入社前に実情を知ることができます。
マイナビ IT AGENTやGeekly(ギークリー)といった大手エージェントなら、質の高いアドバイザーが親身になって情報を提供してくれます。
一人で戦うよりも、キャリアアドバイザーを味方につけたほうが圧倒的に有利になりますので、ぜひ利用することをお勧めします。
SES以外におすすめの職種
SES(客先常駐)でボーナスが欲しい!と思ったときに、必ずしもSESエンジニアで居続ける必要はありません。
SESではない、エンジニアの働き方は多く存在します。
その際に、転職先としてオススメできる職種は以下になります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
IT業界は、基本的には人材が不足しており、売り手市場と言えるので、転職はしやすい状況です。
IT転職のおすすめ転職サイト
今は優秀な転職エージェントがサポートしてくれる転職サイトがあるため、恵まれています。
おすすめ転職エージェント
- マイナビ IT AGENT|人材紹介・転職サイト:定番のマイナビです。大手なので案件数も多く、登録だけでもしておくと良いでしょう。
- Geekly(ギークリー)|IT・Web・ゲーム業界特化型の転職エージェントです。首都圏のIT企業に強いコネクションを持ち、IT業界に関する非公開求人・独占求人を多く保有しています。
- 社内SE転職ナビ|社内SE案件を専門に扱う転職エージェントです。社内SEの求人数は業界トップレベルで、SES(客先常駐)からのキャリアアップを目指すエンジニアに多く利用されています。
※各社のプロモーションを含みます。
転職サイト・転職エージェントに一度登録してしまえば、
あとは「転職のプロ」であるキャリアアドバイザーが、親身になって案件紹介・履歴書作成支援・模擬面談などのサービスを提供してくれます。
転職は情報戦です。
自分一人で転職活動するよりも、圧倒的に「情報強者」になることができますので、登録しない手はありません。
「おっ!この会社、気になるぞ。」という案件も、かなりの確率で見つけることができます。
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