転職回数が多いと転職で不利?
転職活動をする際に、すでに数回以上転職していると不利になるケースがあります。
なぜ転職回数が多いと不利になるのか。自社に入社したのち、すぐに辞めてしまうのでは?と勘ぐられるためですね。
こうした求職者は、「ジョブホッパー」などと呼ばれます。
企業の採用担当者も人間ですから、心象が悪くなってしまう場合があるのですね。
結論から言って、3回以上転職している場合でも転職は可能です。また、転職エージェントを利用することも全く問題ありません。
当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。ウィザードは1998年に設立したソフトウェア開発業務を遂行する企業で、これまで受託開発をメインに20年以上の実績があります。
自社の採用経験に基づき、当記事を執筆しています。
今回の記事では、転職回数が多すぎると不利になるのか?や、転職回数が多すぎる場合に転職エージェントは利用できるのか?について解説します。
転職エージェントから情報を得る
転職における情報の質を上げたければ、マイナビエージェントなど複数社の転職エージェントに登録して、転職活動を進めるのがおすすめです。
転職エージェントは、数多の求人者・企業を見てきた転職のプロです。
企業の人事部と密に連携を組んで、日々情報収集に当たっています。そのため、入社前から、社内の実情を知ることができます。
- マイナビエージェント…定番のマイナビです。求人数が豊富なので、登録しておいて損はないでしょう。
- BIZREACH(ビズリーチ)…ハイクラスのための転職サイトというイメージですが、年収600万円以下の方でも利用することができます。
転職回数が多い場合の対処法
回数の平均値
出典:リクナビNEXT
リクナビNEXTが企業の人事担当者に聞いたアンケート結果によると、転職が多いと感じられる平均値は、3回以上です。
しかしながら、3回以上転職している求職者であっても、転職に成功しています。
書類選考が通過している場合は、「前向きな転職理由」があれば不利になることはありません。
回数ではなく勤務期間
どちらかといえば転職回数よりも、勤務期間が重視される傾向があります。
数ヶ月程度で転々としている場合、評価が下がってしまうケースがあるようです。
戦略的な転職なら問題なし
キャリアアップのために、戦略的な転職を繰り返している場合は、マイナス評価とはなりません。
転職理由や、どのような企業を渡り歩いてきたのか?という部分が、評価されるようなステップであれば問題ないのです。
転職理由に一貫性があったり、前向きな理由であれば良いのです。
職務経歴書の書き方
転職した企業と業務内容を時系列に記載すると、それだけで職務経歴書が複数ページとなってしまい、読みにくくなります。
職務経歴書は、履歴書と違い必ずしも時系列に記載する必要はありません。
そのため、転職を繰り返したことによってどのようなスキルをつけたのか?という「スキル軸」で記載するのが良いでしょう。
そうすれば、転職回数が多すぎる印象が薄まりますし、読みやすく仕上がります。
転職エージェントを利用すれば、職務経歴書の添削もしてくれます。より企業にとって訴求力の高い職務経歴書を書くことが可能です。
面接での回答を用意する
転職回数が多いと、面接時に転職回数が多い理由を聞かれるケースがあります。
その場合に備えて、回答を用意しておきます。
- 一貫性がある
- 前向きな理由である
- スキルや経験を伝える
などを重点的に、考慮しておくと良いでしょう。
転職エージェントを利用するメリット
転職回数が多い求職者が、転職エージェントを利用するメリットをご紹介します。
転職エージェントはマッチした案件を紹介してくれる
多くの転職エージェントでは、求職者の就職が決まった際に企業から報酬をもらう仕組みで成り立っています。
一方で、エージェントによって期間は違いますが、求職者が半年や1年以内に退職してしまうと、報酬を返還する仕組みになっています。
そのため、希望にマッチしない案件を無理に紹介したり、ゴリ押しで入社させるようなことはないのです。
業界のスペシャリストである
転職エージェントは、担当する業界のスペシャリストです。
例えば、マイナビエージェントであれば、マイナビ IT AGENTなど、業界ごとに特化したエージェントが用意されています。
IT業界であれば、元ITエンジニアなどのケースが多く、業界のことを知り尽くしています。
転職回数が多い場合でも、これまでのキャリアの棚卸しから、就職を希望する企業への志望理由の作成までしっかりとフォローしてくれます。
遠慮なく聞くことができる
キャリアアドバイザーは、普段から企業の人事部と密接に情報交換をしています。
年収や、有休消化日数など、待遇面に関しても遠慮なく聞くことができます。
面談の時に、企業の人事部に直接質問することも可能ではありますが、あまり質問が多かったり、突っ込んだ質問をしすぎると悪い印象を与えかねません。
コンサルタントの交換も可能
転職エージェントのデメリットとして、求職者とキャリアコンサルタントの相性が合わない場合があります。
人間ですから、相性の良し悪しはあるものです。
他にも、キャリアコンサルタントが新人であったり、詳しい業界が少しずれていたりするケースも同様です。
そうすると求職者が望むレベルの、サービスを受けられない可能性があります。
その場合、多くの転職エージェントでは、遠慮なくキャリアコンサルタントの交換を申し出ることができます。
合わないエージェントですと、転職活動もうまくいかないことがありますので、遠慮なく交換してもらうようにしましょう。
失礼なことかと思いますし、気が引けるかもしれませんが、合わない同士で無理に進めるよりもよほど効率的です。
転職活動における情報収集ツール
転職会議など転職情報サイトで情報収集する
転職会議などの転職情報サイトへの登録もしておきましょう。「転職エージェント」や「転職サイト」とは少し違ったアプローチの方法です。
転職会議は企業の現社員・元社員からの「企業への口コミ」や「求人情報」を掲載している転職情報サイトです。
情報量が多く、転職エージェントに掲載されている企業のほとんどが網羅されています。
ただし、こういった企業情報サイトは、やめた人の意見が中心ですので、ネガティブな意見が多いというのは認識しておきましょう。
その上で、ポジティブなコメントを参考にして企業を決める際の参考にしてみると良いですね。
転職会議以外の、企業口コミサイトは以下になります。
転職エージェントは転職のプロ
転職エージェントに在籍しているキャリアアドバイザーは、いわば転職のプロです。
一人で転職活動しているだけではたどり着けない情報も持っていますので、味方につけない理由がありません。
就職・転職は情報戦です。
自分一人で転職活動するよりも、情報通であるキャリアアドバイザーを味方につけることで、
圧倒的に「情報強者」になることができますので、登録しない手はありません。
転職エージェントを活用しよう
- マイナビエージェント…定番のマイナビです。求人数が豊富なので、登録しておいて損はないでしょう。
- BIZREACH(ビズリーチ)…ハイクラスのための転職サイトというイメージですが、年収600万円以下の方でも利用することができます。
転職サイト・転職エージェントに一度登録してしまえば、
あとは「転職のプロ」であるキャリアアドバイザーが、親身になって案件紹介・履歴書作成支援・模擬面談などのサービスを提供してくれます。
「おっ!この会社、気になるぞ。」という案件も、かなりの確率で見つけることができます。
どのサイトも登録は5分程度で終わりますし、料金もかかりません。是非この機会に行動してみましょう。
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