SESの給料は上がらない?
SESの給料は上がりにくいのか。
そんな疑問をお持ちのエンジニアがこの記事をお読みになっていると思います。
筆者も新卒から5年ほどSESエンジニアをやっていましたが、そのときの昇給額は年間で数千円ほどと、かなりの絶望感を味わいました。
もしこのままの昇給額がずっと続くなら、30代になっても年収300万円代じゃないか…
SESってマジで給料上がりにくいんだな…
そんな悩みを抱えながら働いていたので、なかなかモチベーションが上がりません。
労働の対価としていただくのは、基本的にはお給料です。ですので、そこが充実していないと辛いですよね…
SESエンジニアは働く場所で給料が変わる
結論から言って、SESエンジニアが効率的に給料を上げる方法はあります。
それは、下請けではなく、1次請けの企業に勤めることです。
SESでは多くの案件がいわゆる「多重下請け構造」になっており、下層に行くほど給与水準が下がります。
一方で、1次請けなら同じ仕事内容でも給与が上がります。
つまり、SESの給料を決める最大の要因は、給料が上がりやすい場所で働いているかどうかです。
1次請けの企業は、給与テーブルの水準が高い傾向があるためです。
当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。
ウィザードは1998年に設立したソフトウェア開発業務を遂行する企業で、これまで受託開発をメインに20年以上の実績があります。
SESが給料を上げやすい職場は、以下の特徴があります。
- 1次請け中心
- 上流フェーズを担当できる
- 給与テーブルの水準が高い
- 還元率が高い
これらの特徴を持った企業で働くことで、SESエンジニアは給料を効率的に上げていくことができます。
また、もし上記特徴に当てはまらない企業に勤めている場合には、転職によって給料をあげることが可能です。
SESは転職した方が給料が上がる
まず最初に知っておきたい事実として、
SESは社内で昇級を頑張るよりも、転職をした方が圧倒的に年収UPしやすい。
というデータが出ています。
「ITエンジニアは転職した方が給料が増えるバグ」、数字からも明らかに 生涯年収に1000万円の差
出典:ITmedia NEWS
20代前半のエンジニアが5年に1回転職した場合、1回も転職しないエンジニアと比べ、20代後半の時点で23万円、30代前半で49万円、30代後半で83万円ほど年収が増え、生涯年収に1000万円近い差が出ることが分かった。
同じ企業に居続けることで、年収が上がりにくいと感じている方は、転職を視野にいれて活動すると良いでしょう。
ただし、同じ企業に居続けることで得られる人脈や、信頼の積み重ね、コーディング時の効率的なルール、チームや組織の理解は転職する上で引き継ぎにくいものです。
それらがあってこそ、挑戦できる魅力的なプロジェクトなどもあるので、それらを天秤にかけて、転職してもなおメリットが勝る、という場合に転職を目指すと良いでしょう。
あわせて読みたい!おすすめIT転職エージェントランキング
SESが効率的に転職する方法としては、マイナビ IT AGENTや
リクルートエージェントなど複数社の転職エージェントに登録することです。
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上記記事では9社を徹底比較。
総合的におすすめできる転職エージェントはもちろん、年代、業種、希望年収やキャリア別に特化したIT転職エージェントについてご紹介しています。
給料水準の高い企業への転職を有利に進めたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
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給料が上がるSESの働き方
プライム案件中心である
良質なプライム案件(1次請け案件)をメインにこなしている企業かどうか?が年収UPをする上では大切です。
一部のIT企業では、「商流が深すぎる」ところで仕事を請けているケースがあります。
多重下請けの最下層である、ということですね。
これは、年収UPするために非常に大切な要素です。
なぜなら、多重下請け案件ばかりの企業ですと、ブローカー(仲介企業)に中間マージンを抜かれてしまうので、エンジニアの取り分が少なくなるためです。
下請け企業かどうかの見分け方は、以下の記事を参照ください。
上流工程を担当できるか
下請け案件の場合、仕事内容の質も落ちてしまうケースがあります。
上流フェーズは、商流の上位に位置する企業から席が埋まっていくからですね。
ここで言う「上流工程」とは、受託開発の開発工程における
- 要件定義
- 設計
- 開発(製造)
- テスト
- 納品
の中の、①要件定義、②設計の部分を指します。
一般的には上流工程の方が下流工程よりも年収が高くなる傾向にあります。
常に会社の言いなりで、下流工程の案件ばかり担当させられる企業では、年収UPを望むことは難しいでしょう。
給与テーブルの水準が高いか
給与テーブル(賃金・給料を設定するための基準となる表のこと)の水準ができるだけ高い企業に入りましょう。
ここで知っておきたいのは、必ずしも「大企業=給与テーブルが高い」ではないということです。
中小企業であっても、利益率の高い企業であれば給与テーブルの水準は高いことがあります。
理想は、給与テーブルを公開している企業です。
入社前に給与テーブルの実情を知りたければ、転職エージェントに相談するのがベストです。
転職エージェントは企業の人事部と綿密な情報交換を行っているので、入社前に企業の実情を知ることができます。
自分一人で転職活動をしていても辿り着けない情報が手に入ります。
還元率や売り上げ金額を公開している
SESであれば単価や還元率、自社開発企業であれば売り上げ金額を公開している企業がオススメです。
高還元SESSとは?新しいSESSの働き方と求人動向について。[現役エンジニアが解説]
還元率とは、エンジニアと会社の取り分の比率のことですね。
できるだけ還元率の高い企業を目指しましょう。また、還元率をHPなどで公表している企業もあります。
合わせて、自分の単価や、開発した事業の売り上げ金額を知ることも大切ですね。
自身のエンジニアとしての市場価値を測ることができますし、キャリアアップの指標にすることができます。
SESの給料が上がらない理由
いつも一匹オオカミ
当たり前の話ではありますが、入社したときと同じ働き方をし続けていたら、高い年収を得ることは難しいでしょう。
入社して数年たっても、上からおりてきた仕事を淡々とこなすだけで、いつも一人で完結しているエンジニアが多くいます。
ある程度年齢を重ねて、業務を任せられる立場になってくると、チーム体制で自社のメンバーを引っ張っていくリーダー的な立ち位置が求められます。
会社視点で見てみると、チーム体制で自社のメンバー数人を取りまとめる人間と、一人で言われた仕事をこなすだけの人間、どちらに高給が支払えるかということです。
いつも一匹オオカミでは、それ以上の昇給や出世は望めないでしょう。
スキルアップを念頭に入れた仕事をこなそう
スキルアップを念頭に置いたプロジェクトに参画できるかどうかが、とても大切です。
例えば、
- C#やJavaなどのオブジェクト指向言語を使った業務系ソフトウェア開発のエンジニア
を目指しているとすれば、それらの言語を扱うことのできる業務に携わることが必要です。
技術的なトレンドは数年で変わっていく業界ですので、スキルアップを目指していかないと、「使えないおっさんプログラマー」になってしまいます。
そうなると、年収UPを望むことは難しいでしょう。
SESの需要は増え続けている
IT業界は、基本的には人材が不足しており、売り手市場と言えるので、「手に職」が実現しやすい状況と言えるでしょう。
2030年には最大で79万人不足すると経済産業省が発表しています。
出典:IT人材白書2020/独立行政法人情報処理推進機構社会基盤センター
つまり、しっかりと技術力をつけた優秀なエンジニアは、引く手数多という状況です。
転職エージェントは複数登録しよう
SESで高給を目指すために転職するならば、マイナビ IT AGENTやリクルートエージェント
など複数社の転職エージェントに登録して、転職活動を進めるのがおすすめです。
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今は優秀な転職エージェントがサポートしてくれる転職サイトがあるため、恵まれています。
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