SES・客先常駐

社内SEはなぜ勝ち組と言われるのか。自社作業で残業ナシって本当?

社内SEは勝ち組?

IT業界において、自社で作業できる「社内SE」は勝ち組としてのポジションを確立した職種として、人気です。

 

日本のITエンジニア人口は100万人を超えており、そのうち客先常駐しているエンジニアは、70%以上とも言われています。

 

私も数年前まで、SESで現場常駐しているエンジニアでした。

この記事を執筆している筆者は、SE歴10年です。

SES・客先常駐も5年で、様々な現場を経験しました。

 

SESは、現場がコロコロ変わるため、精神的にも肉体的にも疲れます。

また、多重下請け構造であるため、

単価から紹介料が抜かれたり、底辺であるという自覚から自尊心も傷つけられます。

 

一方で、社内SEになれれば、それらの悩みは解消されることでしょう。

社内SEは、SESで現場常駐しているエンジニアとの対比で、勝ち組と言われることが多いようです。

 

  • 勤務先が変わらない
  • 自社への帰属意識を持って働ける
  • 自社社員とのやりとりがメインで、精神的なストレスが少ない

社内SEは、このような特徴を持っています。

 

これらの特徴は、SESで客先常駐しているエンジニアにはないものです。

 

しかしながら、社内SEだからといって、必ず勝ち組かというと、そうでもありません。

結論から言って、社内SEが勝ち組かどうか?は、企業文化によります。

当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。

ウィザードは1998年に設立したソフトウェア開発業務を遂行する企業で、これまで受託開発をメインに20年以上の実績があります。

この記事では、勝ち組社内SEの特徴や、良質な企業に入る方法をご紹介していきます。

結論:質の高い社内SEを目指すには

良質な職場環境の社内SEを目指すには、転職エージェントに登録して、入社前に実情を知ることが大切です。

マイナビ IT AGENTなど複数社の転職エージェントに登録すれば、質の高い仕事をこなせる企業を探すのは簡単です。

 

なぜなら、転職エージェントのキャリアアドバイザーは、企業の人事部と密にコミュニケーションを取り合い、内情にも詳しいためです。

そのため、入社前に、会社の実情を把握することができます。

今すぐ転職するつもりがなくても、いざ転職したいときにスグ動けるように、今のうちから登録しておいた方が良いですね。

本当に転職したいぐらい病んだときは、転職サイトに登録する気力すら起きないので、余裕のあるうちに登録しておきましょう。

転職サイトに登録するのは面倒臭いですが、どのエージェントもスマホから3分程度で登録できます。

 

転職エージェントやヘッドハンターとは積極的につながっていた方が良いですね。

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社内SEのメリット

社内なので融通が利く

社内SEは、定型業務が多く、納期へのコミットも融通が利くことも多いので「ワークライフバランス」を実現しやすい職種です。

もちろん、社内期限はありますので、守る必要はあります。

しかし、請負契約のもと、期限までに品質を担保したシステムを納品しなければいけないSIerなどに比べると、

胃が痛くなるような思いをする機会は少ないでしょう。

勤務地が固定

勤務地が変わらないため、安定的に、腰を据えて働くことができます。環境の変化が少ないため、肉体的にも精神的にも負担が少なく済みます。

プロジェクトごとに現場が変わるSESなどと比べるとストレスやプレッシャーが少ないですね。

社内メンバーで完結

社内SEが接する相手は、基本的に社内のメンバーです。

外部のクライアントや顧客と接するよりも、自社の社員と接しながら仕事する方がやりやすいと考えるエンジニアは多いようです。

 

ただし、社内SEの働き方は、勤めている企業の文化に依存します。

残業が少なく、ホワイトな働き方が定着している企業の社内SEを目指しましょう。

 

※社内SEを目指すSESエンジニアには、社内SE転職ナビがおすすめです。

社内SE案件を専門に扱う転職エージェントです。社内SEの求人数は業界トップレベルで、SES(客先常駐)からのキャリアアップを目指すエンジニアに多く利用されています。

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多重下請け構造から脱出できる

社内SEは、たびたびIT業界で問題となる下請け構造から脱出することができます。

クライアントは自社で、社内で完結する業務だからです。

 

SESは本当に底辺なのか?→一発逆転する方法も解説。

一方で、SESエンジニアが行く現場は、4次請け、5次請け案件など、多重下請け構造になっていることがほとんどです。

そういった案件は、作業の質が低い傾向にありますので、エンジニアのキャリアアップに繋がりにくいケースもあります。

 

業務は良いポジションから埋まっていきます。下請けで回ってきた時点で、他のエンジニアが選ばなかった業務が回されているからです。

 

また、仲介業者がマージンを抜くのでエンジニアの単価が安くなり、良いことがありません。

 

社内SEになれば、そういった「多重下請け構造」のスパイラルから抜け出すことができます。

エンジニアのキャリアパスが描きやすい

社内SEであれば、自社内開発が中心ですし、自社のための仕事が中心となります。

自身のキャリア形成を、社内の仕事に合わせて形成していくことができます。

 

SESは案件を選べない?ミスマッチを防ぐには積極的に選ぼう。

一方で、SESで営業力が弱い会社ですと、案件数自体が少なく、エンジニアが案件を選ぶことができません。

そのため、タイミングよく回ってきた案件に、半ば無理やりアサインされることもよくあります。

理想は、自身のキャリアパスに従って、マッチした案件を選ぶことができる企業です。

ですが、そうでない企業の方が多いというのが、実情です。

IT転職のおすすめ転職サイト

今は優秀な転職エージェントがサポートしてくれる転職サイトがあるため、恵まれています。

転職エージェントに相談すれば、社内SESで働きやすい、良質な企業を探すことができます。

 

キャリアアドバイザーは、企業の人事部と綿密な情報交換をしていますので、

残業が少ないホワイトな企業かどうかなど、社内の実情を入社前に知ることが可能です。

おすすめ転職エージェント

  • マイナビ IT AGENT|人材紹介・転職サイト:定番のマイナビです。大手なので案件数も多く、登録だけでもしておくと良いでしょう。
  • Geekly(ギークリー)|IT・Web・ゲーム業界特化型の転職エージェントです。首都圏のIT企業に強いコネクションを持ち、IT業界に関する非公開求人・独占求人を多く保有しています。
  • 社内SE転職ナビ|社内SE案件を専門に扱う転職エージェントです。社内SEの求人数は業界トップレベルで、SES(客先常駐)からのキャリアアップを目指すエンジニアに多く利用されています。

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転職サイト・転職エージェントに一度登録してしまえば、あとは「転職のプロ」であるキャリアアドバイザーが、親身になって案件紹介・履歴書作成支援・模擬面談などのサービスを提供してくれます。

 

転職は情報戦です。自分一人で転職活動するよりも、圧倒的に「情報強者」になることができますので、登録しない手はありません。

 

「おっ!この会社、気になるぞ。」という案件も、かなりの確率で見つけることができます。

どのサイトも登録は5分程度で終わりますし、料金もかかりません。是非この機会に行動してみましょう。

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