SESの待機期間とは
SES(客先常駐)では、基本的に契約期間が終了すると同時に現場を離れます。
その際に、次の現場がすでに決まっていれば良いのですが、決まっていないこともあります。
すると、自社、または自宅での待機期間となります。
自社で何かやることがあれば良いのですが、何もなく、ただネットサーフィンをして過ごすしかない。というケースは絶対に避けたいですよね。
仕事がないというのは、ビジネスパーソンにとっては非常につらいことです。
この記事では、SESでの待機期間を有効活用する方法や、待機中の注意点をご紹介します。
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SESの待機期間にできること
スキルの棚卸しをする
SESエンジニアが待機期間になってしまった場合は、スキルの棚卸しをするための絶好の機会です。
いずれにしても、SESでは次の現場に行くために、面談を行うことがありますので、いわゆる「スキルシート」を書くことになります。
[SES]スキルシートを盛っちゃダメな理由。偽装・嘘はボロが出ます。
そのため、いずれにせよやることにはなります。
その際、ただこれまで得たスキルを羅列するのではなく、自身の将来のキャリアパスを定め、それにマッチしたスキルを積み上げられているかどうかをチェックすると良いでしょう。
すると、次に行くべき現場についての要望もまとまります。
もしキャリアパスにマッチしていなかった場合には、転職も視野に入れて活動の幅を広げてみても良いでしょう。
その際の判断基準としては、今の会社に勤めたまま、希望の現場に行けるかどうかがポイントとなります。
待機期間が長引く場合は注意が必要
待機期間が長くなりすぎる場合は注意が必要です。具体的には1ヶ月以上待機してしまう場合は、もしかしたら企業にSESの営業力がないケースがあり得ます。
SES営業力の低い企業では、エンジニアにマッチした案件を取ることができないため、待機期間が長くなります。
また、スキルが多少アンマッチだとしても、強引に案件にアサインしようとする場合も出てきます。
そのように、エンジニアのキャリアパスよりも売り上げを優先してしまうのは、あまり良い企業とはいえないですね。
SESは案件を選べない?ミスマッチを防ぐには積極的に選ぼう。
スキルアップのため資格勉強をする
スキルアップのために資格取得のための勉強をするのも、待機期間中の有意義な過ごし方です。
ただしIT系の資格は、持っていることで就職や転職が特別有利になるものではないので、その点は注意が必要です。
また、資格を取得すること自体が目的にならないように、本当に自分に必要な資格をよく見極めて取得することが大切です。
IT系の資格を取りまくると転職に有利?IPA資格保有のエンジニアが解説。
転職活動をする
これまで積み上げた現場での経験が、キャリアパスにマッチしていなかったり、営業力が低かったりする場合は、転職活動も視野にいれて行動しましょう。
待機期間中であれば、普段現場に行っているときよりも何かと隙間時間などが増えるはずです。
転職サイトや転職エージェントに応募しても、今勤めている企業にばれることはありません。
こっそりと転職活動を進める絶好のチャンスと言えるでしょう。
減給はされる?
その他、待機期間に企業を見極めるポイントとして、減給されるかどうか?という点があります。
SESエンジニアは、基本的に現場に常駐することで、顧客から人月単位での報酬が支給される形になります。
そのため、待機しているとその間の売り上げはゼロです。
一方で、通常であれば企業に何名か在籍しており、他のエンジニアが現場常駐している売り上げは入っているので、待機期間中の給与はそこから賄う形となります。
お互いに待機期間になる可能性はあるため、相互互助という形ですね。
まともな企業であればそのような形を取れるはずです。
筆者自身、SESを5年ほど経験していますが、待機中でも減給されるようなことはありませんでした。
企業によっては、6割支給など減額されてしまうケースもあります。少しでも減給されてしまうようでしたら、非常に待遇の悪い企業であると言えます。
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