SES・客先常駐

SES(現場常駐)はおっさんになっても大丈夫なのか。現場にいるおっさんたちの実情と対策方法。

客先常駐のおっさんは終わり?

SES(客先常駐)で、年齢を重ねるとどうなるのでしょうか。

現場が決まりにくかったり、給料が頭打ちになったり、若いエンジニアに淘汰されたり、不安はつきません。

 

結論から言って、SES(客先常駐)で40代、50代のおっさんになっても、大丈夫です。

いきなり仕事がなくなるとか、契約を打ち切られるという理不尽なことは起こりません。

 

この記事を執筆している筆者は、SE歴10年です。

SES・客先常駐も5年で、様々な現場を経験しました。

今はSESを脱出して、Web業界で仕事をしています。

 

私がSESをやっていた時も、むしろ、40代50代でもSES(客先常駐)で活躍し続けるおっさんは、たくさんいました。

ただし、条件はあって、

現場で必用とされるスキルがあること。

長い経験で培った技術力を持っているおっさんは、バリバリ戦い続けることができます。

 

また、おっさんになってもSES(客先常駐)し続けることに、自身が良いと納得できるなら、という前提があります。

 

この記事では、SES(客先常駐)エンジニアで年齢を重ねるときに気をつけたいポイントや、

使えないおっさんSESエンジニアにならないための、キャリアパスの描き方をご紹介します。

当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。ウィザードは1998年に設立したソフトウェア開発業務を遂行する企業で、これまで受託開発をメインに20年以上の実績があります。

おっさんSESエンジニアになりたくない場合

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結論から言って、「現場にいる使えないSESおっさん」にならない方法は、マイナビ IT AGENTGeekly(ギークリー)など複数社の転職エージェントに登録することです。

 

上記記事にて、総合的におすすめできる転職エージェントはもちろん、年代、業種、希望年収やキャリア別に特化した転職エージェントをご紹介しています。

SESエンジニアのキャリアアップを効率的にに進めたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

あなたに最適なIT転職エージェント・IT転職サイトがきっと見つかります。

 

※SES(現場常駐)を卒業して、大手SIerや社内SEへのキャリアアップを目指すSESエンジニアには、Geekly(ギークリー)がおすすめです。

 

多重下請けの最下層で、使えないSESおっさんになるのか。それとも、しっかりキャリアを積んでいける優良なSEとなるのか。

分かれ道は、20代、30代で転職を目指している今しかありません。

すぐに行動することをおすすめします。

できるSESの現場おっさんの特徴

リーダー、マネージャークラス

おっさんSESエンジニアは、リーダー、マネージャークラスの働きをすることが求められます。

年齢からして、当然ですよね。

ですので、日頃からプログラマー、エンジニアとしての働き方だけでなく、しっかりと将来を見据えた動きをしながら仕事に取り組む必要があります。

年齢を重ねてもなお、20代、30代のころと同じような、自分の仕事をこなすだけの、ただの開発者だと厳しいですね。

若いエンジニアに淘汰されてしまいます。

仕事を回す

自社で待機中のメンバーや、新人エンジニアに仕事を回すことができるおっさんは、できるSESエンジニアです。

長年常駐している、客先の要人とのコネクションも構築できているはずです。

 

一方で、自分の仕事ばかりで、チームも持たずに一匹オオカミという体ですと、厳しいですね。

しかし、技術ばかりで独りよがり、20代30代のころと働き方が全く変わっていない、というSESおっさんも、中には存在します。

 

それでいて、給与水準はやけに高いので、会社からすればいてもいなくても同じ、お荷物となってしまいます。

おっさんSESエンジニアのデメリット

日本企業はまだまだ、年功序列という悪しき習慣が残っているケースが多く見受けられます。

そのため、ただ年を食っただけのおっさんエンジニアであっても、単価は高い傾向にあります。

 

単価が高いということは、現場からはそれ相応の働きぶりが求められます。それに応えられるなら、大丈夫ですし、そうでないならマズイですね。

20代、30代で積み上げてきたものがないおっさんSESエンジニアは、単価が高い上に使えない、会社からも常駐先からも見放される可能性が高いです。

「SES使えないおっさん」にならないためのキャリアパス

SES(客先常駐)にいる、使えないおっさんになりたくない!と思ったなら、今がチャンスです。

SESではない、エンジニアの働き方は多く存在します。

それらをご紹介していきます。

 

IT業界は、基本的には人材が不足しており、売り手市場と言えるので、転職はしやすい状況と言えるでしょう。

その際に、転職先としてオススメできる職種は以下になります。

SIerで受託開発

IT企業が下請けかどうかの見分け方。ソフトハウスエンジニアが解説。

SESから転職先としておすすめなのが、客先から直接仕事をもらっているSIer企業への転職です。

そうすれば「受託開発」として、自社で作業することができます。

 

SIer企業で働くことで、基本的に自社での作業となるので、SESで常駐することはなくなります。

これまでの多重下請け構造SESの底辺ではなく、より上流工程での作業をすることになり、年収UPも見込めます。

 

SESからSIer(受託開発)への転職を成功させたいなら、

マイナビ IT AGENTGeekly(ギークリー)など、総合IT転職エージェントを使うのがおすすめです。

いずれも業界大手のエージェントで、

登録しなければ得られない「非公開求人」もあるので登録しないと得られない情報があります。

※利用は無料です。

Web業界へ転職

Web業界へ転職するのもひとつの方法です。

ITエンジニアとWebエンジニアでは、意外と求められるスキルが違います。

そのため、全くの異業種ではないですが、勉強は必要になります。

ただ、ITエンジニアとして得たロジカルシンキング能力や、HTML・CSSなどの知識はそのまま生かすことができますので、親和性は高いですね。

 

SESからWeb系(自社開発)へ転職したい場合の転職エージェントは、マイナビ IT AGENT

がおすすめです。

Web系(自社開発)の募集は非公開求人になっている場合が多いので登録必須です。複数のIT転職エージェントを使って、効率よく求人を見つけましょう。

フリーランス

フリーランスとして、独立するのもひとつの手段です。ただし、フリーランスにはリスクもあります。

  • 以前の職場から仕事がもらえる
  • 1年分ほど収入がなくても大丈夫な貯金がある
  • 副業で成果が出ている

など、リスクが下がる要因が用意できている状態で、独立するのがオススメです。

また、実力主義で、結果を出さなければ厳しい世界です。月に100万〜200万稼ぐ人がいる一方で、数十万しか稼げない…なんて場合もあるので注意が必要です。

さらに、確定申告の手間がかかったり、社会保険料を自分で負担しなければならないなどデメリットもあります。

身売りSESメインではない会社を探す

身売りSES・客先常駐メインではない、ちゃんとした会社に転職する方法もあります。

転職先のおすすめとしては、

  • 自社製品を持っている会社
  • 客先から直接仕事をもらっている会社

がおすすめです。

自社製品を持っていて、それを販売して売り上げを立てている会社は、自社製品に関わる開発を、自社ですることができます。

これは、SESが横行しているIT業界において、非常に恵まれている条件です。

また、客先から直接仕事をもらっている会社もおすすめです。利益率が高い上に、自社で作業できるため常駐から解放されます。

常駐先に転職

SESから大手企業へ転職したい!10年目SEが実例を紹介。

SESエンジニアの脱出方法として、「常駐先に転職」してしまうことも1つの手段です。

「いや、そんなの無理でしょ?」と思うかもしれません。

 

しかし、10年SEを経験した私の周りで、常駐先へ就職(転職)した人間を何人も知っています。

 

一例として、二子玉川の著名IT企業である○社に常駐していた知人が、いつの間にかプロパーさんと仲良くなって、ある日突然「○社に入ることになった。」と打ち明けてきたときは驚きました。

社名は公表できませんが、日本人なら誰でも知っている、驚くような一流企業です。

 

そういったキャリア形成も可能である、ということだけは強く伝えておきたいです。

ただ思考停止で常駐するだけでなく、そのようなチャンスも時には転がっている、というのは常に意識しながら立ち回りたいですね。

 

IT転職のおすすめ転職サイト

このままSESを続けて、「常駐先にいる使えないおっさん」になりたくないですよね。

 

今は優秀な転職エージェントがサポートしてくれる転職サイトがあるため、恵まれています。

おすすめ転職エージェント

  • マイナビ IT AGENT|人材紹介・転職サイト:定番のマイナビです。大手なので案件数も多く、登録だけでもしておくと良いでしょう。
  • Geekly(ギークリー)|IT・Web・ゲーム業界特化型の転職エージェントです。首都圏のIT企業に強いコネクションを持ち、IT業界に関する非公開求人・独占求人を多く保有しています。
  • 社内SE転職ナビ|社内SE案件を専門に扱う転職エージェントです。社内SEの求人数は業界トップレベルで、SES(客先常駐)からのキャリアアップを目指すエンジニアに多く利用されています。

※各社のプロモーションを含みます。

転職サイト・転職エージェントに一度登録してしまえば、

あとは「転職のプロ」であるキャリアアドバイザーが、親身になって案件紹介・履歴書作成支援・模擬面談などのサービスを提供してくれます。

 

「おっ!この会社、気になるぞ。」という案件も、かなりの確率で見つけることができます。

どのサイトも登録は5分程度で終わりますし、料金もかかりません。是非この機会に行動してみましょう。

SE(システムエンジニア)で転職を希望しているので、おすすめの転職エージェントを教えて欲しい!

そんな方に向けて、オススメの転職エージェントを9社ご紹介します。

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