SESで年収500万は可能か
SES（客先常駐）のスタイルで仕事をしているエンジニアは、給与が少なくなりがちです。
もっとも大きな要因としては、その業界構造にあります。
当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。ウィザードは1998年に設立したソフトウェア開発業務を遂行する企業で、これまで受託開発をメインに20年以上の実績があります。
SESの業界構造
SESでは、多重下請け構造が一般的です。
SESの多重下請けはなぜ蔓延する？防ぐ方法やメリット・デメリットを解説。
例えば、大手企業や官公庁からの大規模開発の場合を見てみましょう。
元請け→大手SIer
１次下請け→子会社や関連企業
n次下請け→SESメインの中小企業
大規模開発の場合、膨大な仕事量となり、多くの人員が必要となります。
そこで一部の仕事を、中小企業へ分割して振り分け、任せるのが下請け構造です。
下請け構造は開発規模が大きければ複雑化し、なかには4次下請け、5次下請けとなります。
そうなると、中間マージンや、案件を紹介する営業マンの人的コストなどが発生して、エンジニアの取り分が少なくなってしまいます。
SESで年収500万円以上は可能
結論から言って、SES（客先常駐）で年収500万以上を得るのは、簡単ではないですが可能です。
この記事では、SES（客先常駐）で年収500万以上を得るための効率的な方法をご紹介します。
この記事を執筆している筆者は、SE歴10年です。
SES・客先常駐も５年で、様々な現場を経験しました。
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結論から言って、SESで年収500万円以上を得るために効率的な方法は、マイナビ IT AGENTなど複数社の転職エージェントに登録することです。
上記記事にて、総合的におすすめできる転職エージェントはもちろん、年代、業種、希望年収やキャリア別に特化した転職エージェントをご紹介しています。
SESエンジニアの年収UPを効率的にに進めたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
※年収UPを目指すSESエンジニアには、Geekly(ギークリー)がおすすめです。
リーダー・マネージャーの求人も多く扱う転職エージェントで、SES（客先常駐）のキャリアアップを目指すエンジニアに多く利用されています。
リーダー・マネージャーの募集は非公開求人になっている場合が多いので登録必須です。複数のIT転職エージェントを使って、効率よく求人を見つけましょう。
SESで年収500万円以上を得る方法
高還元SES企業への転職
もしあなたが、SES（現場常駐）でリーダー、マネージャーに関する実務を行なっているとします。
客先からも信頼され、成果を出し続けているのに、年収が500万円に届かない、というケースです。
その場合、実力があるのに、会社から不当に搾取されている可能性があります。
高還元SESとは？新しいSESの働き方と求人動向について。[現役エンジニアが解説]
近年のSES業界では「高還元SES」と呼ばれる、エンジニアへの還元率を高めた企業も登場しています。
そういった会社への転職を視野に入れるべきです。
ホワイトSES企業への転職
ホワイトなSES企業って存在するの？見分け方を徹底解説。[現役エンジニアが語る]
年収の高い、ホワイトなSES企業への転職も、年収UPへの近道です。
SESというと、悪い面ばかり取り沙汰されがちですが、ホワイトなSES企業も、もちろん存在します。
一部上場しているSES企業で、平均年収を公表している企業はたくさんあります。さらに、転職エージェントに登録すれば、キャリアアドバイザーから、入社前に社内の実情を聞くことも可能です。
リーダー・マネージャー業務へのキャリアアップ
端的に言って、SES（客先常駐）での年収UPを実現するためには、単価を上げる必要があります。
そのためには、リーダーやマネージャーへのキャリアアップを狙うのも、年収UPへの近道です。ずっと同じ働き方ではなかなか難しいですね。
SES（客先常駐）のスタイルで、テスター、プログラマー、システムエンジニアの職種である場合には、先述した業界構造の問題もあって、なかなか年収UPを見込むことは難しくなっています。
より上流工程での作業をこなして、単価を上げることを意識すると良いでしょう。
とはいえ、すでにプログラマー・エンジニアとして現場にアサインされている場合、なかなかポジション移動は難しいケースもあります。
契約の都合や、空いているポジションに限りがあるためです。
そのような場合は、いっそ勤めている会社や現場を変えて転職するほうが、新たなポジションにつきやすいことがあります。
※プログラマーから、リーダーやマネージャーへのキャリアアップを目指すSESエンジニアには、マイナビ IT AGENTやGeekly(ギークリー)など、総合IT転職エージェントを使うのがおすすめです。
大手エージェントは、求人の件数が多く、さまざまな業種のITエンジニアの求人を探すことができます。
IT転職のおすすめ転職サイト
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