SESは案件を選べない?
SESの案件と、エンジニアのマッチングは、自社の営業マンによって決められることが多いですよね。
SESエンジニアなら、自社の「SES営業部隊」が、何をやっているかご存知でしょう。
大量の案件を持ち回って、横のつながりで紹介しあって、タイミングよく流れてきた案件にアサインされる。という構造です。
当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。ウィザードは1998年に設立したソフトウェア開発業務を遂行する企業で、これまで受託開発をメインに20年以上の実績があります。
厚生労働省 一般労働者派遣事業(許可番号:派14-301840)
私も数年前まで、SESで現場常駐しているエンジニアでした。
この記事を執筆している筆者は、SE歴10年です。
SES・客先常駐も5年で、様々な現場を経験しました。
SESは案件を選べる!
結論から言って、じつはその際に、営業の言いなりになる必要はありません。
「もっといい案件があるかもしれない。」
「スキルが微妙にマッチしていない。」
などと、もっとエンジニア側からも要望を伝えて良いのです。
SESは案件を選べない。なんてことはなく、むしろ積極的に選ぶべきです。
ですが、結構営業が持ってきた案件に、そのまま素直にアサインされるエンジニアが多いですよね。
案件を選べる会社
案件を選べるエンジニアは、エンジニアのサポートが手厚いSES会社に勤めています。
- 希望する案件をヒアリングしてくれる
- 複数案件から選ばせてくれる
- キャリアパスを考慮して現場を選べる
- 好きなタイミングで退場させてくれる
このような形で、営業がエンジニアをサポートしてくれます。
また、「案件選択制度」といって、エンジニアの案件選びを明示的に示してくれる企業も存在しています。
マイナビ IT AGENTなどの転職エージェントで、企業概要に「案件選択権100%」と記載されています。
案件を選べない会社
一方で、案件を選べないケースとしては、会社側に問題があります。
- 営業力が低く、案件数が少ない
- 利益重視
- 営業の給与がインセンティブ制度をとっている
このような特徴があります。
①営業力が低い
- 仲の良い企業の案件を優先しがち
- 取引先が少ない
- 4次受け、5次受けなど質の低い案件がメイン
営業力が低いと、そもそも取ってこれる案件の数が少ないため、限られた案件から選ぶしかありません。
また、仲の良い企業の案件ばかり優先して、エンジニアの要望は二の次、となりがちです。
そのため、少しミスマッチな案件にも強引に常駐させることがあります。
②利益重視
エンジニアが現場に行っていない期間が続くと、その期間の給与は会社が負担することになります。
自社待機させるケースが多いですが、SESメインで立ち回っている会社ですと、自社で作業することが無かったりします。
そのため、できるだけ早く現場にアサインしたい、というのが会社側の考えです。
エンジニアの要望よりも、利益重視の動きをしてしまうのです。
③営業の給与がインセンティブ制度
営業の給与がインセンティブ(出来高制)ですと、営業は自分の給与を優先して、
さっさとエンジニアを現場に常駐させたがる可能性があります。
営業の言いなりになるデメリット
営業の回してきた案件に、何も考えずにアサインされるとさまざまなデメリットが生じます。
スキルのミスマッチ
スキルのミスマッチが起きると、かなり悲惨です。
いわゆる「合わない現場」に行かされてしまったというケースですね。
自分の持っているスキルと、現場で求められるスキルに差があると、仕事が円滑に進みません。
SESでもっともしんどいケースです。
希望の業務内容ではない
希望の業務内容ではない場合も、非常に辛い思いをします。
本当は開発がやりたいのに、ひたすらテスターとして稼働されられるようなケースです。
テストエンジニアはやめとけ?SE歴10年の野良エンジニアが解説。
これは持論ですが、テスターは本当に何のスキルもつかないため、スグに現場を変えてもらうべきです。
スキル不要で、アルバイトでもできるような作業を延々とさせられるのは、本当に良いことがありません。
選べないなら転職するべき
もし、営業マンが持ってきた案件を断ったときに、嫌な反応をされたり、強制的に常駐させるような会社であれば、
すぐに転職することをおすすめします。
適切な現場に行けないということは、エンジニアにとって、自分の身を守れない会社です。
おすすめIT転職エージェントランキング
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案件を選べるホワイトなSES企業に転職する方法は、マイナビ IT AGENTなど複数社の転職エージェントに登録することです。
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転職を有利に進めたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
結論:SESを選べるホワイトSES企業は存在する
案件を選べないSES企業は、スグに辞めるべきです。
勤めている会社自体を転職して、環境をガラッと変えてしまいましょう。
IT業界は、基本的には人材が不足しており、売り手市場と言えるので、転職はしやすい状況と言えるでしょう。
少しでも経験があれば、求人数は無限にありますので、心配は要りません。
ホワイトなSES企業への転職を成功させたいなら、
マイナビ IT AGENTやGeekly(ギークリー)
など、総合IT転職エージェントを使うのがおすすめです。
いずれも業界大手のエージェントで、
登録しなければ得られない「非公開求人」もあるので登録しないと得られない情報があります。
※利用は無料です。
身売りSESメインではない会社を探す
案件を選べないSES企業から脱出する方法として、
身売りSES・客先常駐メインではない、ちゃんとした会社に転職する方法もあります。
転職先のおすすめとしては、
- 自社製品を持っている会社
- 客先から直接仕事をもらっている会社
がおすすめです。
自社製品を持っていて、それを販売して売り上げを立てている会社は、自社製品に関わる開発を、自社ですることができます。
これは、SESが横行しているIT業界において、非常に恵まれている条件です。
SESのプライム案件(1次請案件)とは。獲得企業の見分け方をシェア。
また、客先から直接仕事をもらっている会社もおすすめです。利益率が高い上に、自社で作業できるため常駐から解放されます。
SESでもホワイト企業はある
ホワイトな優良SES企業って存在するの?見分け方を徹底解説。[現役エンジニアが語る]
SES(客先常駐)でも、ホワイト企業は存在します。
SESをやっている上場IT企業で、平均年収は決して低くなく、優良な企業も存在します。
見極めのポイントとしては、40代、50代の社員がしっかり定着しているかどうかです。若手ばかりという会社は、長続きしていない、ということを表しています。
また、自社のチーム体制で現場に常駐していれば、仕事もしやすいでしょう。
自社の上長が業務の舵取りをしていますので、そのため、常駐先の企業から理不尽な要求がくることもありません。
また、自社のチーム単位で仕事を回せるので、お互いに休暇を取ったりしてフォローし合うことができます。自社への帰属意識を持つこともできますね。
そういったホワイトな企業でSESをすれば、低レベルなSESを卒業することができます。
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今は優秀な転職エージェントがサポートしてくれる転職サイトがあるため、恵まれています。
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