IT(SIer企業)は「客先常駐しかない」のか
IT企業は、客先常駐しかないのかな…
客先を転々と回されて、疲れた…
そんな風にお考えのITエンジニアは、多いことでしょう。
事実として、IT業界において客先常駐をしている企業の割合は、全体の9割を超えています。
また、客先常駐している IT エンジニアの比率が7割を超えている企業は28.8%となっています。
客先常駐なしの企業も存在する
いわゆる「身売り」が、業界の標準的な商流として当たり前になっているため、ある程度は仕方がないことです。
社会問題として話題になった時期もありましたが、昨今ではあまり注目されることもありません。
今なお、当たり前のように浸透しています。
企業規模は関係なく、ある程度大きなSIer企業においても同様の傾向があります。
しかしながら、中には「身売り」をしていない会社も、ごく少数ながら存在しています。
この記事を執筆している筆者は、SE歴10年です。
SES・客先常駐も5年で、様々な現場を経験しました。
見分け方
結論から言って、客先常駐のない企業を見分ける効果的な方法は、企業の内情に詳しい転職エージェントに相談することです。
マイナビ IT AGENTやGeekly(ギークリー)など複数社の転職エージェントに登録しましょう。
なぜなら、転職エージェントのキャリアアドバイザーは、企業の人事部と密にコミュニケーションを取り合い、内情にも詳しいためです。
そのため、入社前に、会社の実情を把握することができます。
今すぐ転職するつもりがなくても、いざ転職したいときにスグ動けるように、今のうちから登録しておいた方が良いですね。
本当に転職したいぐらい病んだときは、転職サイトに登録する気力すら起きないので、余裕のあるうちに登録しておきましょう。
転職サイトに登録するのは面倒臭いですが、どのエージェントもスマホから3分程度で登録できます。
転職エージェントやヘッドハンターとは積極的につながっていた方が良いですね。
その時に縁がなくても、良い案件があれば紹介してもらえます。
※利用料金は無料
※Geeklyのプロモーションを含みます。
この記事では、客先常駐が少ないSIer企業の探し方をシェアします。
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客先常駐ではないSIer企業の特徴
客先常駐を避けるためには、客先常駐メインではない会社に転職する形になります。
客先常駐ではない会社の特徴は以下。
- 自社製品を持っている
- 大手企業と太いコネクションがある
- クライアントに信頼されている
それぞれ解説していきます。
自社製品を持っている
自社製品を持っている企業は、自社製品に関わる開発を自社ですることができます。
これは、客先常駐が横行しているIT業界において、非常に恵まれている条件です。
ただし、売り上げの比率をチェックしておきましょう。
あくまでも客先常駐メインで「売れていない自社製品」があるだけでは意味がありません。
また、自社内で開発部隊が機能しているのか、入社前に確認しましょう。
そして、現場常駐ではなく社内勤務希望であることも、忘れずに伝えてください。ただし全く客先常駐をしていない会社であれば不要です。
大手企業と太いコネクションがある
中小企業でも、ごく少数ではありますが、仕事を自社に持ち帰って作業できる会社も存在しています。
見極め方は難しいですが、一例として、大手企業との密なコネクションを持っている会社です。
そこから、1次請け案件(プライム案件)をもらっています。
1次請けなら、クライアントと直接つながっているため、自社内で作業する交渉もしやすいのです。
受託開発している
客先から直接仕事をもらっている会社は、「受託開発」として、自社で作業することができます。
客先常駐のように仲介業者がいないため、利益率が高い点も利点です。
そういった会社で働くことで、常駐することはなくなります。
クライアントに信頼されている
客先常駐が横行した背景に、セキュリティ面での都合があります。
顧客情報やその他機密情報の漏洩を防ぐために、常駐先での作業を求めるのです。
一方で、自社で持ち帰りで作業してもらう場合、作業場所が増える分、情報漏洩のリスクが高まります。
そのため、本当に信頼の置けるパートナー企業でないと任せられないのです。
つまり、自社で作業できる中小企業は、それだけクライアントから信頼されている企業といえます。
客先常駐ではない会社の見分け方
転職情報サイトで情報収集する
転職会議などの転職情報サイトへの登録もしておきましょう。「転職エージェント」や「転職サイト」とは少し違ったアプローチの方法です。
転職会議は企業の現社員・元社員からの「企業への口コミ」や「求人情報」を掲載している転職情報サイトです。
情報量が多く、転職エージェントに掲載されている企業のほとんどが網羅されています。
実際に働いていた人の書き込みが中心ですので、その企業での働き方なども知ることができます。
ただし、こういった企業情報サイトは、やめた人の意見が中心ですので、ネガティブな意見が多いというのは認識しておきましょう。
その上で、ポジティブなコメントを参考にして企業を決める際の参考にしてみると良いですね。
転職エージェント(キャリアアドバイザー)に聞く
転職エージェントは、数多の求人者・企業を見てきた転職のプロです。
企業の人事部と密に連携を組んで、日々情報収集に当たっています。そのため、入社前から、社内の実情を知ることができます。
企業の人事部に直接聞くことも可能ではありますが、突っ込んだ質問をしすぎると悪い印象を与えかねません。
その点、キャリアアドバイザーであれば、遠慮なく聞くことができます。
マイナビ IT AGENTやGeekly(ギークリー)など大手エージェントから登録するのがおすすめです。
客先常駐以外へ転職
客先常駐を避けるためには、客先常駐のない職種へ転職する方法もあります。
その際におすすめの職種をご紹介します。
社内SE
社内SEとして働けば、基本的にはその会社への出社となりますので、客先常駐で摩耗することはなくなります。
社内SEを狙う業界については、異業種でも同業種でもどちらでも良いでしょう。
フリーランス
フリーランスとして、独立するのもひとつの手段です。ただし、フリーランスにはリスクもあります。
- 以前の職場から仕事がもらえる
- 1年分ほど収入がなくても大丈夫な貯金がある
- 副業で成果が出ている
など、リスクが下がる要因が用意できている状態で、独立するのがオススメです。
IT転職のおすすめ転職サイト
今は優秀な転職エージェントがサポートしてくれる転職サイトがあるため、恵まれています。
おすすめ転職エージェント
- Geekly(ギークリー)|IT・Web・ゲーム業界特化型の転職エージェントです。首都圏のIT企業に強いコネクションを持ち、IT業界に関する非公開求人・独占求人を多く保有しています。
- レバテックキャリア|非公開、大手企業、ベンチャーまで多彩な求人あり。実務スキルを活かした転職活動が可能です。
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転職サイト・転職エージェントに一度登録してしまえば、
あとは「転職のプロ」であるキャリアアドバイザーが、親身になって案件紹介・履歴書作成支援・模擬面談などのサービスを提供してくれます。
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